エルチタスと人財育成

エー・アソシエイツ研究所では、統計的調査と社会科学的アプローチを通じて見出された「エルチタス」の概念を、人財育成と次世代社会づくりの基盤として位置づけています。その思想と実証研究をまとめた書籍をご紹介します。

『日本再生の神秘-アマテラスの恵みと心の力で、未来を切り拓け!-』

著者:宇迦弥都波(ウカノミヅハ)
エルチタス出版
2023年11月23日 発行 初版

この書籍『日本再生の神秘』は、現代日本が直面する国家的課題、特に経済停滞と国民精神の衰退に対して、革新的かつ実践的な対策を考える契機となるものです。いわゆる「失われた30年」を経て、日本社会の再生には、人間の心の力=精神的エネルギーを改めて見直すことが大切だという一つの視点を示します。

本書は、800名を超える学生を対象とした5回にわたるアンケート調査を通じて、ストレス抑うつといった負の側面ではなく、人間の正の側面に着目し、多変量解析を用いて「前向きな態度・他者理解・社会的協調性・志・傾聴力」といった資質の心理的結集状態が心の中に存在することを統計学的に明らかにしました。著者はこの状態を「エルチタス」と命名し、これはギリシャ神話の希望の女神「エルピス」とローマ神話の幸福と繁栄の女神「フェリチタス」に由来します。

また、マズローの欲求階層理論とグループディスカッションの実践を組み合わせることで、人々のモチベーション(やる気)が生まれ、さらにエルチタスが活性化され、その結果として、政策立案(問題解決)力が向上することも実証されました。これは、これまで曖昧だったモチベーション(やる気)の源泉を、統計と理論の両面から明確に位置づけた画期的な成果であると言えます。

さらに本書は、都市農業や生産緑地の活用、特に東京都多摩地域や練馬区などにおける再生可能な地域資源の価値に触れ、食糧危機への具体的な対応策としても高い実用性を備えている点についても言及しています。

エー・アソシエイツ研究所では、この「エルチタス」の概念に深く共鳴し、心の力を基盤とした人財育成と、次世代型政策提言の推進に力を注いでいます。また、特定の答えを押し付けるのではなく、多様な考え方や経験を共有しながら、社会科学的なアプローチを通じて、日本の持続可能な未来を創るための教育・研究・政策企画活動を展開して参ります。

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